事業概要
社会に多くの企業があるなかで、それらの企業を理解するためには様々な切り口があります。
では、ニチレキはどんな実力を持っているのでしょうか。
このページでは、ニチレキを理解するための他のページでは紹介しきれない様々な切り口を、数字やグラフでご紹介します。
舗装の層と層をくっつけたり、雨水の浸入を防ぐために使われるアスファルト乳剤。なかなか聞きなれない言葉ですが、実は日本の道路舗装工事現場では必ずと言っていいほど使われています。日本のシェアの約40%がニチレキ製であり、みなさんも一度はニチレキの乳剤が使われている道路を通ったことがあるはずです。
アスファルト乳剤は戦前から日本の道路舗装工事で使われていました。ただし、昔の乳剤は電荷がマイナスのアニオン系だったため、同じく電荷がマイナスの石や砂とうまく接着しませんでした。ニチレキはプラスの電荷を持つカチオン系乳剤を1959年に日本で初めて開発し、今では日本で道路用として使用されている乳剤のほとんどがカチオン系となりました。




















全国43都道府県に営業拠点を持つニチレキ。その総面積はなんとドーム型球場16個分の約750,000㎡。特に、技術研究所や工場が併設されている栃木県下野市の事業所は、約64,000㎡と広大な敷地面積を誇っています。ちなみに、新入社員研修もニチレキで一番広い栃木県の事業所で行います。
2020
年
開始
ニチレキの前身は屋根の防水を行う会社でした。その技術を応用させた橋面防水には、1959年に東京のガス橋を施工してから一貫して取り組んでいます。早くから取り組んでいたため、独自のノウハウも蓄積しており、近年もアスファルトとウレタンを複合させた材料を開発するなど新たな材料開発にも積極的に取り組んでいます。