概要
エマルテックSAMI工法は、改質アスファルト乳剤とプレコート骨材を高精度に敷きならすことで応力緩和層を形成する、リフレクションクラックの抑制を目的とした常温型のじょく層工法です。 エマルテックSAMI工法には、骨材把握力の高い改質アスファルト乳剤「タクミゾール」と、付着性に優れた「ロメンチップ」を使用し、施工には、タクミゾールとロメンチップを同時に、かつ高精度に敷き均す専用のフィニッシャ「ロメンマックⅡ」を使用します。このようにひび割れの発生を遅らせることで舗装の長寿命化につながります。また、常温施工であるので加熱に伴うCO2の発生がありません。
特長
- じょく層が応力緩和層(SAMI)として機能するので、オーバーレイや切削オーバーレイ時に、舗装表面へのリフレクションクラック発生を抑制します。
- エマルテックSAMIを施工することで舗装の延命化につながり、通常の切削オーバーレイ工法の繰返しと比べて、補修工事減少に伴うCO2排出や舗装発生材排出の抑制効果が期待できます。
- 次回の補修時にも、再生骨材として利用でき、循環型の環境に優しい工法です。
- 舗装の延命化により、ライフサイクルコストの低減につながります。
- スマートで安全な施工方法です。
用途
- オーバーレイ、切削オーバーレイを行う際の応力緩和層(SAMI)
動画
エマルテックSAMI工法の概要がわかる動画(1分49秒)です。