工法
概要
サーモテックW工法は、日射エネルギー量の約半分を占める近赤外線を反射することにより、日中における舗装路面の温度上昇を抑制する遮熱性舗装です。
ポーラスアスファルト舗装に適用し、二液硬化型樹脂を路面に塗布(塗布型)することで路面温度の上昇抑制機能を付与するヒートアイランド対策工法です。
通常タイプのサーモテックWと、低臭タイプのサーモテックWⅡがあります。
特長
- 夏期の晴天時で最大12℃程度の路面温度低減効果が期待できます。
- 路面温度が低下し舗装表面の輻射熱が減少することから、歩行者や沿道住民が受ける不快な暑さを緩和します。
- 舗装体内の蓄熱量も低減するため、夏期の熱環境を改善し、ヒートアイランド現象の緩和が期待されます。
- 用途に応じて着色もできるため、景観性,視認性の向上も期待できます。
- 骨材の飛散を抑制します。
- 早期の交通開放が可能です。
用途
- 車道
- 駐車場 など