調査・コンサルティング
概要
smartロメンキャッチャーLYは最先端のレーザ技術をはじめ、非接触センサ技術、コンピュータ制御技術など、長年培った道路管理に関するノウハウを統合し、開発されました。

特長
- 高速での「ひび割れ」検出を可能にしたフライング・スポット法
レーザを用いたフライング・スポット法により、最大時速80km という高速で幅1mm以上のクラックをすべて記録します。 - 光切断方式により正確な「わだち掘れ」データを提供
真上から走査されたレーザ光線による反射映像をCCDカメラにより記録する光切断計測方式を採用。採取した映像データをリアルタイム画像専用処理機で自動解析し、正確な「わだち掘れ」データを提供します。 - 非接触変位計を用い高精度な「平たん性」データを自動解析
真上から照射したレーザ光線の反射にレーザを用いたフライング・スポット法により、最大時速80kmという高速で幅1mm以上のクラックをすべて記録します。より路面からの高さを検出し、距離信号を重ねながらビデオに収録。リアルタイム画像専用処理機により自動解析し、高精度な「平たん性」データを提供します。 - 道路利用者の視点である乗り心地に関係する「IRI」データを提供
加速度計およびレーザ変位計により収集される縦断プロファイルデータを収録し、走行快適性等の評価に利用される「IRI(International Roughness Index)」を提供します。

仕様
昼と夜の測定(ひび割れ、わだち掘れ、平たん性、IRI、前方画像、GPS)
項目 | 認定精度 | 計測精度 | 備考 |
---|---|---|---|
ひび割れ | 幅1mm以上のひび割れが 識別可能 | 幅1mm以上のひび割れが 識別可能 | 測定幅:4.0m |
わだち掘れ | 横断プロフィルメータに対し ±3mm以内 | 横断プロフィルメータに対し ±3mm以内 | 横断:10mm 縦断:250mm |
平たん性 | 縦断プロフィルメータに対し ±30%以内 | 縦断プロフィルメータに対し ±30%以内 | OWP位置 測定間隔:50mm |
IRI | — | — | 測定間隔:50mm 加速度計+レーザ変位方式 |
距離 | 実測値±0.5%以内 | 実測値±0.3%以内 | 測定間隔:1mm |
前方映像 | — | — | 縦960×横1280画素 |
GPS(座標取得) | — | — | カーナビタイプ:1Hz出力 |