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スペシャル
対談01

ニチレキ発、世界へ。
海外事業部の
使命とやりがい

部署紹介

ニチレキが誇る技術力を世界へ届け、海外のインフラを整えるのが、海外事業部の主な役割。
海外現地法人の営業サポートや、ODA案件等のプロジェクトへの参画と施工指導、
さらに海外顧客の拡大をメインの業務としています。
営業活動の際には海外に出張する機会も多く、
またその逆に海外のお客様を日本に招き、製品や工法のPRをすることも。
まさに、ニチレキと世界の架け橋として、
会社の魅力を世界中に届けるという使命を遂行しています。

プロジェクトメンバー図鑑

進化を続ける、唯一無二の企業

M.T面接みたいになってしまうけど、改めてみんなの入社理由を聞かせてもらえるかな?

N.Y私は中国や台湾をはじめとする海外に向けての仕事が増えつつあるのに魅力を感じ、ニチレキに入社を決めました。正直、文系出身でお役に立てるのか、不安もありましたが、実際に入社してみると、経理や法務、広報、販売企画など文系知識が役に立つ場面がたくさんあって、安心しましたね。

T.T私は、大学のOB会主催の合同企業説明会でニチレキを知ったのがきっかけですね。初めは総合化学品メーカーへの就職を考えていたのですが、どの企業も需要の大きな製品の開発が中心で、企業自体の個性を見出すのが難しかったんです。ニチレキはアスファルトに対して材料科学的なメスを入れるという、非常に個性的な研究・事業をしている会社だと感じ、翌日すぐにエントリーしたことをよく覚えています。ちなみにM.Tさんはどうなんですか?

M.T私は元々大学で建築を専攻していたこともあって、大きなモノを作る仕事への憧れがあったんだよ。そして、実際に手を動かしながら目に見えるモノを独自の方法で作り出すという、ニチレキの仕事内容に興味を持ったのがきっかけかな。さらに研究開発に力を入れていて、市場を自ら作り出す社風であることも入社の決め手になったね。

自らの仕事が、世界へと広がっていく喜び

T.Tそうしてそれぞれが想いを持って入社して、実際にこうして一緒に働いているわけですが、お二人が感じる仕事の魅力はどんなところですか?

N.Y私は海外出張で上海や台湾の現場に行った際に、自分が輸出業務で担当した製品が積み上げられていたり、現地スタッフが製品を使いこなしたりしている様子を見た時に、やりがいや達成感を感じました。業務範囲が広く責任のある仕事なので、日々精一杯背伸びをしてスキルアップを目指し、ワクワクしながら仕事に取り組むことができています。

M.T確かに、弊社の材料や工法で出来上がったインフラが社会に必要とされ、喜ばれるところを見ると大きなやりがいを感じるね。個人的に特に印象に残っているのは、2012年に担当した中国の「南京長江第四大橋」のプロジェクト。世界で6番目に長いつり橋として計画されたもので、約5年間に渡りクライアントと打ち合わせを行ったんだ。最終的には5,000本以上のアスファルトをドラム缶に詰めて輸出し、現地で溶かして使用するという大規模な工事で、約4か月間現地に帯同し完成を見届けた時の達成感は、それはそれはすごいものがあったよ。

T.Tアスファルトに対して土木・化学的なアプローチで研究開発するという業態がそもそも珍しく、国内でもトップシェアを誇るニチレキは、アスファルト分野をリードする存在ですからね。そのような高い基礎力を使って仕事ができることに、誇りとやりがいを感じます。海外事業で受注する仕事の大半は政府開発援助(ODA)に関わるもので、社会貢献性の高い仕事に携われることも、この仕事の魅力の一つと言えるでしょうね。

離れていても繋がる、個性豊かなメンバーたち

M.Tところで、私自身は普段出張で留守にしてしまうことも多いんだけど、みんな仲良く仕事はできてる?

N.Y確かに海外事業部のチームは海外出張が多く、本社でお互いに顔を合わせる機会は少ないですよね。でもメールやLINE、ビデオ通話などでこまめに情報共有して仕事を進めていけるので、あまり離れているという意識はないですよ。またニチレキは文系理系に上も下もなく、年齢、性別、学んできた分野など社員に多様性があり、個々の力が有機的につながっていて、面白い化学反応を起こしていると日々実感します。

M.T確かに社内の風通しは良いと思うね。私自身がやりたいことをやらせてもらってきたからこそ、部下や後輩にも同じような環境を用意してあげたいと思うし、そうしてみんなが自分で考えたことを実行する際は、上司や仲間たちがしっかりサポートしてあげなきゃいけないと常に考えているよ。

T.Tニチレキにある「種播き精神」というモットーのおかげもあるかもしれませんね。例え時間は掛かっても、一歩ずつ前に進みながら、自ら道を切り拓いていく。そうして育ってきた会社だからこそ、人間関係も良好だし、それぞれの仕事は違っても、同じ方向を向いて協力し合えているのではないかと思います。

誰もが安心し、快適に使える理想の道

N.Y道に携わる仕事をしている私たちですけど、お二人が思う理想の道ってどんなものですか?

M.T月並みかもしれないけど、事故が無いというのが一番かな。交通や災害の時、道が原因で事故が起きてしまうようなことは避けたいし、なんなら道のおかげで事故が防げた、ということになればうれしいね。私には小さい子供が二人いるから、なおさら安全は大切にしていきたい。

T.T究極的には、いくら車が走っても、いくら雨風にさらされても変わらない、不変の道路ということになるかな。最新の技術を詰め込んだ道路が、いつまでも劣化せず、機能を100%発揮し続けることができれば、M.Tさんの言うような安全・安心も守っていけるような気がするね。

N.Yみんなが安心して使えて、いざという時も頼りになる存在。そんな道をつくっていくために、私たちの持てる力を最大限に発揮していきたいですね。

刺激と安定の両方を手に入れる

M.Tそれじゃあ最後に、自分たちの後輩になるかもしれない学生の皆さんに、メッセージをお願いしようかな。

N.Yじゃあ私から。ニチレキには、女性技術者や結婚・出産を経て復帰する女性社員がたくさんいます。全国の支店で業務を継続することが可能ですので、柔軟な働き方も実現できる環境です。全体の割合から見れば女性社員の数はまだ少ないですが、女性にとっても働きやすい職場なので、ぜひ前向きに応募してもらえると嬉しいです。

T.T仕事をしていると、進んでやりたいと思う案件とあまり気乗りしない案件が当然出てきます。でも、どんな仕事でも真面目に取り組むようにしてほしいと思います。私も異動の話が出た時は乗り気ではなかったのですが、業種が変わったことで視野が広がり、結果的に今の自分の糧となりました。若手の内は何でも勉強だと思って、どん欲にチャレンジしてみてください。

M.T一生懸命勉強して自ら考えて行動すれば、おのずと周りからの協力が得られるようになると思います。学生の皆さんは、未知な物事へのハードルを上げずに、何事にも積極的にチャレンジしてみてください。