ニチレキ株式会社の新卒採用情報

社員インタビュー:調査コンサル

道路のリスクを的確に判断する

2012年入社、総合理工学府、橋本竜也

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全ての施工の出発点として

仕事内容

道路の傷んだ舗装をどのような工法で、どんな材料を使って行うかを決める前に、現状の損傷具合を客観的に診断するのが調査コンサルのミッションです。道路には生活道路の他に飛行機の滑走路や港湾など様々な種類があり、私はそのなかでも橋梁の調査をメインに担当しています。橋と言っても川や海にかかるものだけでなく、高速道路の高架橋や跨線橋なども担当範囲に含まれます。道路の老朽化は、肉眼で確認できる表面のひび割れや凹凸、表面から確認できない内部のひび割れや空洞化など様々な形で表れます。調査コンサルは実際の道路で調査したデータを元に損傷を診断・評価し、道路の補修方法の提案を行います。この調査・提案に基づいて工事計画が組まれるため、ミスの許されない非常に責任の重い仕事です。

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調査は人命さえ救う

やりがい

調査に基づく工事の結果、事故を未然に防げたときが何より嬉しいです。日本の道路の中でも橋梁は1960年代前後の高度経済成長期に作られたものが多く、老朽化による崩落や陥没がときに話題になります。とはいえ、老朽化の度合いを調べるために橋梁の舗装を全て開削するわけにはいきません。調査には電磁波を地中に照射し、反射の速度や強度から損傷を読み取る、非破壊測定技術を用います。損傷を発見し、実際に橋梁の舗装を開削、調査通りの損傷が見つかったときは、ほっとします。その損傷が後に致命的な事故につながっていた可能性があるからです。近年では橋梁のリスク管理の意識も高まり、まだ壊れてはいないが将来的に壊れる可能性がある部分を見つけたいというニーズも増えています。そうした今までにない要望に対し、自分が調査の前例をつくっていけることも楽しいです。

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未開拓の分野があるから可能性が広がる

コラム

橋梁の損傷は様々なパターンがあります。その全てを明らかにするために、調査技術には未だ発展の余地が大きく残されていると言えるでしょう。解析手法自体の開発も日々行われており、そこには今までに予想もされていなかった技術分野が応用される可能性が大いにあります。私は化学専攻でしたが、そのとき培われた必要なデータを得るためのプロセス設計力が、現在の仕事に生かされています。道路=土木のイメージを超え、様々な学術分野に精通した人材が結集することで、調査技術は今後飛躍的に発展していくと考えています。