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道の存在意義と変遷

1900年頃、東京の道路に初めて自動車が現れてから、日本の舗装技術は進化の一途を辿ってきました。
それまでの人馬のための敷石や馬車の交通のための砂利道などとは一線を画す、アスファルト舗装による道づくりが進んでいったのです。
それから現在に至るまで、優れた耐久性や安全性、環境負荷の低減といった機能性を高めながら、私たちの便利で安全な生活を支え続けているのです。

No.1

道路の必要性とその役割

私たちが毎日の暮らしで使っている「道」。あまりに身近すぎて気づきにくいのですが、この「道」=「道路」は、私たちの安心・安全な生活を守るために重要な役割を担っているのです。地上では、人の移動やモノの運搬の経路として、通勤・通学や買い物などの日常生活や経済活動を支えています。また災害時には人々の避難路になると同時に、消防・救急活動や物資の輸送ルートとしても機能するため、日々の点検と整備が欠かせません。地下に目を向けると、そこには電気・ガス・上下水道などのインフラや、地下鉄などの公共交通機関というネットワークが国土の隅々まで張り巡らされ、私たちの当たり前の生活を守っています。このように、人類の歴史の始まりから現在に至るまで、道路は私たちのかけがえのない毎日を足元から支え続けているのです。

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No.2

年齢別の道路に求められる性能の違い

日本の道路は江戸時代から舗装が進み、時代のニーズに合わせて進化し続けてきました。1680年には日本初の舗装道路として箱根の道路が石畳で舗装され、1878年には東京神田の昌平橋で日本初のアスファルトによる道路舗装が行われました。1919年には、東京や大阪などの大都市を中心に幹線道路の計画がつくられ、アスファルト舗装による道づくりが本格的に始まりました。戦後1950年にはアスファルト舗装の設計法が定められます。1970年代の高度経済成長期には自動車の台数が急増し、より高い耐久性が求められるようになりました。1980年代後半からは環境対策や高い安全性を満たす高機能舗装の要望が高まり、高速道路をはじめとして排水性舗装が多く採用されることとによって、交通事故が激減しました。今日では、CO2低減に寄与する中温化アスファルト舗装やヒートアイランド現象の緩和を目的とした舗装技術など様々な取組みが進んでいます。

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No.3

材料、工法の進化

アスファルト舗装に求められる技術は日々向上しています。
例えば、今では当たり前となった排水性舗装には、元々交差点内の骨材の飛散により破損しやすいという弱点がありました。これに対応すべく骨材飛散を抑制するアスファルトの開発が進み、耐久性の高い排水性舗装が実現しました。また、アスファルト舗装の接着剤である、アスファルト乳剤も進化しています。従来は分解するまで時間を要していましたが、現在では即時に分解するアスファルト乳剤の開発により工事時間を短縮し、かつ環境負荷低減が可能となりました。橋梁の防水材料は更なる長寿命化が進んでいます。従来は10年間の耐久性が主流でしたが、近年では30年間の耐久性を備えた、コンクリート床版を対象としたアスファルトウレタン塗膜系床版防水工法を開発しています。この開発によって橋梁に係る維持修繕費用およびライフサイクルコストの低減が可能となりました。

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