一般県道前沢北上線ほか六原地区ほか舗装補修工事

延長3017ｍ、路面切削工A=22,032㎡、路上路盤再生工A=11,560㎡、切削オーバーレイ工A=6,240㎡、区画線工L=8,094ｍ

本工事は、六原1・2工区、中島工区、三ヶ尻工区と点在する4工区において路面切削を行い、路上再生セメント・アスファルト乳剤安定処理及び、加熱アスファルト安定処理にて路盤構築後、基層を行い、表層により仕上げを行う工事であった。本工事は、岩手県内初の発注者指定型ICT路面切削を用いた工事であり、3次元測量・設計データを一元化して活用し、RTK-GNSSによる3次元マシンコントロールで施工することで各プロセスにおいて省力化・短時間化・高精度の施工に努めた。また、地域貢献の一環でコロナ感染拡大の影響でインターンシップが中止となっていた黒沢尻工業への現場見学会を学校側に提案し、ICT施工見学（路面切削・自動マーキングロボット）、アスファルト舗装講座、軽作業体験を行い、現場見学会を通し公共事業への理解、道路の大切さなどを啓蒙する場を提供すると共に地域社会とのコミュニケーションを図った。