コストダウン対策工法

METHOD

エマルテック遮水工法

常温型散布式遮水工法

概要

エマルテック遮水工法は、ポーラスアスファルト舗装(排水性舗装)において、既設の基層アスファルト混合物を雨水の影響から保護するために、基層の上に遮水層を形成する工法です。
エマルテック遮水工法には、把握力の強い高濃度改質アスファルト乳剤「タクミゾール」と、付着性に優れたプレコート骨材「ロメンチップ」を使用します。
ポーラスアスファルト舗装は雨水を浸透するため、切削オーバーレイを行った場合、基層の遮水性が十分でないと、骨材がはく離して早期に破損する恐れがあります。
このように基層の破損を遅らせることで舗装の長寿命化につながります。また、常温施工であるので加熱に伴うCO2の発生がありません。

特長

  1. 優れた遮水性により、雨水の基層下への侵入を防ぎ、舗装の延命が図られます。
  2. リサイクル可能であり、次回の切削時にも再生骨材として利用できます。
  3. 専用機械(ロメンマックⅡ)で骨材と乳剤を高精度に敷均すため、品質の高い遮水層を形成します。
  4. 切削オーバーレイ時に、遮水対策として基層を舗設するより経済性に優れています。

用途

  • ポーラスアスファルト(排水性)舗装の切削オーバーレイ時の遮水層
 

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